高血圧と頭痛

軽症高血圧(140~159mmHg/90~99mmHg)はほぼ自覚症状がないとされており、気づかないまま高血圧がすすんでいくことが多いようです。

中等症高血圧(160~179mmHg/100~109mmHg)・重症高血圧(180mmHg/110mmHg以上)になると長期に渡り頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、むくみ、動悸、息切れなどの症状があるそうです。

しかし、頭痛や肩こり、むくみなど日常に起こりやすい症状を判断基準にはしにくいですし、これらの症状が現れても、他の病気との区別もつきにくく、「風邪かな?」「疲れてるのかな。」程度で終わってしまいがちです。

でも、頭痛にしろめまいにしろその他の症状にしろ、高血圧でなくとも体が異常を訴えている証拠です。長く続くようならば、きちんと病院で診察を受け改善するようにしましょう。

特に、起床時に頭痛が続くようならば要注意です。高血圧患者の4割が、起床時に頭痛がし、高血圧治療を行ったあとでは頭痛が改善しているとの統計もでているのです。

日本人の4人に1人が高血圧といわれるぐらい、高血圧は身近な生活習慣病です。塩分の取りすぎ、高カロリーな食事ばかり、インスタント食品ばかり、ストレスを貯めている、運動不足、アルコール摂取量が多い、喫煙をしている、肥満気味、など高血圧になりうる原因に心当たりはありませんか?

国民病と言われ、様々な予防改善が訴えられています。高血圧からの合併症を引き起こさないためにも日々の努力が必要です。



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