高血圧の患者数増加
高血圧の患者数は、現在数千万人といわれいます。
高血圧は加齢と共に、患者数が増えていきます。40歳以上の方の50%は高血圧だと言われています。高齢化社会の現代、高血圧はきってもきれない病気なのです。数ある生活習慣病の中で、一番患者数が多いというのもうなずけます。
数千万人の患者数の中で、高血圧の治療を受けられているのは半数程度といわれています。残り半数の人は、高血圧を放置している状態です。更に自分が高血圧であることすら気づかれていない人も多いそうです。
高血圧は、自覚症状がほぼないので、健康診断や何かの通院の際に血圧を測ったときに気づいたり心筋梗塞や脳梗塞、腎不全など深刻な合併症を引き起こしてから気づかれることが多いのです。
深刻な合併症を引き起こす前に、病院で治療を受け、食事改善や生活改善を行い血圧を下げる事が望まれます。高血圧は、放置してなんの改善をしていなければ治癒することはあり得ません。
高年齢だから血圧が高いのはしょうがない。
高血圧だけど特に体の異常もないし、血圧が高いくらい平気平気っ。
そんな考えの人が多いので、高血圧患者数が増えているとも言われています。
高血圧を軽視してはいけません。
高血圧になるということは、腎臓病や内分泌異常の病気にかかっていたり、食生活・生活習慣の不摂生が原因なのです。当然病気は放置すれば、進行しますし、食生活・生活習慣の不摂生は高血圧や高血圧の合併症以外に、糖尿病などの他の病気の発症に繋がる恐れがあります。
自身の健康のため、家族のために、早期の治療と生活改善が必要です。