高血圧改善に良い食品
高血圧の方が一番注意しなければいけない食事。塩分を控えなければいけないのは知っているけれど、どんな食品を食べたら良いのでしょうか。
塩分控えめ以外に食事で気をつけていかなければならないのは低カロリーで良質なたんぱく質、カリウムが多い食品をバランスよく摂ることです。
カロリーが高いと、肥満につながるなど高血圧には悪影響です。たんぱく質は血圧を下げる効果があり、更に血管を強くしますので、高血圧を改善するのに必要です。カリウムは、塩分を体から排泄してくれる効果があります。
低カロリー・たんぱく質・カリウムを兼ね備えた食品が豆腐や納豆などの大豆製品です。高血圧食に限らず健康食で肉の代用として、豆腐や納豆などの大豆製品が使われることが多いのは、こういった理由からだと考えられます。
カリウムは、ジャガイモ、玉ねぎ、白菜、アボガドなどの野菜類、昆布やワカメなどの海藻類、バナナ、りんご、メロンなどの果物類などの食品に多く含まれています。更に玉ねぎ、ベリー類、柑橘系の果物に多く含まれているケルセチンというフラボノイドが血圧を下げる効果があるとされていますので、積極的に摂取すると良いでしょう。
ただ、高血圧に良いからと、これらの食品だけを食べるというのは良くありません。バランスの良い食事。これが重要です。
そして、食事改善以外にも、アルコールを控える、肥満解消、禁煙、ストレス解消などの生活改善も重要です。
高血圧は自覚症状がほとんどないまま、進行していきます。日ごろの健康管理が大切なのです。