高血圧を下げる

醤油、味噌、漬物、干物など日本食を代表する調味料と食品ですが、塩分が多量に使われており、日本人の1日の塩分摂取量は諸外国の2倍近くになるといわれています。

日本食以外にも、インスタント食品・ファストフードなどにも塩分が多く高カロリーです。これらの食習慣が、日本人の死亡原因の上位を占める心臓病や脳卒中などの原因となる高血圧となりうります。

「たかが血圧が高いくらいで、心配する必要ないよ。」

そんな風に思われがちですが、高血圧をあなどってはいけません。高血圧だと自覚されているのでしたら、今すぐ血圧を下げる改善が必要です。

血圧は、心臓から送り出される血液の圧力を測定したものです。高血圧は、心臓から強い力で押し出された血液によって血管がもろくなり、動脈硬化を起こし通り抜けにくくなった血管に更に強い力で血液を押し出さなければいけなくなった心臓が更に無理をしている状態です。

高血圧によって、心臓も血管も負荷がかかり、弱り、死亡率が高い心臓病・脳卒中など合併症を引き起こします。そうならないためにも、血圧を下げる対策をしなければいけないのです。

血圧を下げるには、食事改善と生活改善が必要になります。上記で述べたように、塩分を控える事。これが血圧を下げるためには重要です。そして、バランスの良い食事を摂り、アルコールを控え、適度な運動、ストレスを溜め込まない事が重要です。

この生活をしばらく続けてみてください。大半の方はこのような食事改善・生活改善で血圧は下がってきます。それでも下がらないようなら、食事・生活習慣以外に、高血圧の原因があるかもしれませんので、早めに病院で治療を行いましょう。

高血圧の合併症を引き起こさないためにも、血圧を下げる対策に早いうちからとりかかりましょう。



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